歯内療法は歯の治療の基本ですから、
古い歴史があります。
ENDO(歯内療法)の父といわれる先生が、
Dr.Louis I Grossmannであり、
KLTメモリアル歯科の L です。
K は、川口 (KAWAGUCHI)。
T は・・・・・
Warren.T.Wakai という日系3世の先生がいらっしゃいました。
(以後、「若井先生と表記」)
日本歯内療法学会を立ち上げる際には、若井先生が絶大な力で私たちを指導してくれました。
そのお蔭で設立できたのです。
その時、私たち夫婦もお手伝いし、
その関係で、世界一のグロスマン先生をラスベガスのMGMホテルで紹介頂き
お付き合いが続いて・・・・
その若井先生は、二世で 歯内療法専門の歯科医でしたが、常に苦労されたそうです。
そして・・・アメリカ歯内療法学会の会長になるはずの先生でしたが
癌の為、就任の日に亡くなってしまいました。
お亡くなりになった時は、臨終の時 はめていた腕時計を奥様から頂きました。
その時、シルダー先生という またまた高名な先生が
「何で日本人に?」 と、ご不満を言われたと 後で聞きました。
長男出産の際には グロスマン婦人から手編みのブーツを送って頂き、
今も大事にしまってあります。
メモリアル歯科は、開業時 矯正専門歯科医院として開業しました。
それ以外の 一般の治療はしませんでしたので、
「静岡オルソクリニック」(矯正の意味) といいました。
保険医療機関の指定を取得しようとしたら
「保険の利かない『オルソ』という言葉は使えない」 と言われ、
約2時間ほどで考えた名前です。
私どもの子供が歯医者になって、もし ここを続けることになった時・・・
もし 親がいなかったら・・・・
「歯科の学生なら 必ず学ぶグロスマンとの交流があった親だったんだ。」
そんなふうに分かりやすいかな・・・・と。
このように・・・
「KLTメモリアル歯科」 という名前は、いろいろな想いを込めた名前です。