顎関節症の症状が出た際に、ご自分で痛みを軽くすることもできます。
歯科医院へ行くまで 時間がある時など、お試しください。
先にもお話しましたが、腫瘍など他の病気が隠れている場合もありますので、できるだけ早く、歯科医院で診察してもらってください。
- 外気温が低い時には、関節や筋肉を冷やさないようにする。
- 重いものは持ち上げない。(歯の食いしばり予防)
- 調子が良くても、急に顎を動かさない。
- 長時間の会話や、長電話は避ける。
- 長時間、座ったままでいないで、ストレッチを行うなど、筋肉を動かす。
- 猫背にならず、正しい姿勢でいる。
- 30分おきの休憩を心がける。(長時間の緊張は良くありません。)
- 大きなあくびをしない。
- 頬杖はつかない。
- 爪などは噛まない。
- 固い食品は避け、関節や筋肉に余計な負担をかけない。
- 長時間、ガムを食べない。
- 咀嚼する際は、両側の奥歯を使うようにする。
- 枕は、低いものを使い、できるだけ 仰向けで寝る。
- 激しい運動は避け、水泳やジョギングなどの全身運動を心がける。
- 球技は、球を打つ際などに強く噛み締めることが多いので避ける。
- 顎の関節や筋肉を冷やすようなスポーツは避ける。
・・・などです。
顎を動かさなくても、ズキズキとした痛みがある場合は、10分ほどであれば、氷やアイスノンなどで冷やすといいです。冷やしすぎると、血のめぐりが悪くなり、栄養や老廃物の移動が悪くなってしまいます。
顎を動かす時だけ痛む場合には、1日数回 蒸しタオルなどで温湿布し、患部を温めて 顎を動かしてみてください。3~4本の指の腹を使って、柔らかく押し、ゆっくりと円を描くように マッサージするといいですよ。