もしかして 顎関節症?・・と、来院される患者様の症状で、最も多い症状が
口を開けると痛い と、いうものです。
痛む場所は、顎関節のある 耳の前。それから、頬、こめかみ付近、頭の横側です。
他の症状として、
・食事の際に噛む時に痛む。
・あくびなどで、大きな口を開けた後に 閉じる際に痛む。
・何もしていなくて、ジッとしていても痛む。
・顎を閉じることができない。
・頭痛・首や肩のこり
・耳の異常。
・・・・と、いったものがあります。
「カクンカクン 音がしますが、これは顎関節症ですか?」 という疑問が非常に多いと思います。
多くの場合は、何年間も、その音に変化がみられず 顎にも何の症状も感じられないというものです。 この場合は、他の要因が加わらなければ、 その後も機能障害の心配はないのではないかと思われます。
この時、心配な場合というのは、音が変化していく場合です。
最初は小さい音だったのが、 だんだんと大きくなって、耳に響くようになってきた。
最初は痛くなかったのに、だんだん痛くなってきた。
音が出る時の顎の場所(位置)が変わってきたような感じがしている。
このような症状があった場合には、要注意です。 顎関節症と同じような症状でも、腫瘍(できもの)など、他の病気が潜んでいることも ありますので、できるだけ早く 歯科医院にご相談してください。