写真:左は、スプーンについている細菌です。
大人の食器と、乳幼児の食器を分けた方が良いというお話は、
現在では、よく耳にするお話だと思います。
大人が使用した食器と、お子さんの食器と接触してしまうと、
その部分に大人が持っていた細菌が移ってしまいます。
それは、ほんの少しの接触でも移ってしまいます。
お皿に接触しないように箸やスプーンなどで食べ物を触って、
残った食べ物を捨てれば細菌は移りませんが、
お互いの食器が触ってしまうと、確実に移ってしまいます。
最初から、お子さんの食べ物や食器と、大人のものと必ず分けておきましょう。
感染しやすい時期は、『感染の窓』と呼ばれています。
これは、 上下の前歯が生え、離乳食から幼児食に移行し、奥歯と犬歯が生え始める生後19ヶ月頃から、
奥歯も全て生え揃う生後31ヶ月頃までと言われています。
3歳を過ぎてからは、感染してもお口の中の常在菌と呼ばれる細菌のバランスが形成されているので、
細菌が繁殖しずらい環境になっています。又、きちんと磨いていれば、口の中から出てきます。
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